【旧ブログ】やっちゃんねるを知った経緯

2021年ぐらい

私が人生系YouTuberという言葉を知ったのはある動画を見てからです。
その動画は、タイトルに底辺、派遣と言ったワードが組み込まれており何やら興味をそそられました。
内容は、派遣の仕事をやっている中年の私生活を動画にしているものでした。
YouTubeはルーティン動画と言う、一日の生活の流れを動画にしたもの。
この派遣の男性も仕事に行ってから帰宅し、就寝するまでの流れを動画にしていました。
中年男性の一日のルーティンなど興味はないけど、これに底辺、派遣とついていると話は別。
底辺と付いているだけで、恐らく貧乏だろう、苦労しているだろうと連想してしまいます。
そんな男性がどんな部屋に住んでいて、どんなものを食べて、何をしているのか?
ついつい、そんな私生活を覗いてみたいと思ってしまったのが動画を見たきっかけです。

その名は「やっちゃんねる」

その中年は自身をやっちゃんねると名乗り、年齢は40代後半、容姿は普通、どちらかと言うと仕事ができそうな見た目でした。
のちに動画内でも語っていたが、どうやら事業に失敗し、派遣の仕事に流れ着いたとのこと。
そんなYouTuberに動画内のコメントには、応援するようなコメントが溢れ、徐々に登録者数、動画の再生回数が上昇していきました。

YouTubeの仕組み

ここで、YouTubeで収益を得る仕組みですが、収益の大部分は広告収入です。
YouTubeの動画に広告が付くことで、その動画を見れば見るほど、配信者に広告収入が入るようになっています。
つまり、動画の再生回数によって収益が決まると言っても過言ではない!
そのYouTuberの動画にも広告が付き、徐々に収益が伸びていったようでした。

なぜ見てしまう?

ただ、ここである疑問が浮かびました。
そもそもなぜ、この男性の動画を見始めたんだろうか?
私が見始めた頃は、登録者数も1000人に満たない状態で、私と同じようになぜだか見始めた人が大多数でしょう。
時期的にはコロナウイルスが猛威を振るい始め、日本国内でも初めて緊急事態宣言が発令された頃でした。
そんな国民が生活に不安を感じていた頃、私はよくYouTubeでコロナ関連のニュースをよく見ていました。
TVと同じようにYouTubeでも連日コロナに関するニュース動画がアップされており、仕事終わり電車内でよく動画を見ていたものです。
コロナにより緊急事態宣言が発令されたことで、感染者数と並び問題となったのが、雇用。
コロナより、企業の業績不振が相次ぎ、派遣社員やアルバイターは職を失うといったことがありました。
私を始め多くの人は、国内の雇用に関して興味を持っていたでしょう。
正社員もそうであるが、契約社員、派遣社員など。

一方、YouTubeはサイトを開くとおすすめの動画一覧が表示されます。
これは動画を見た人の趣味、過去に見た動画と似たようなジャンルが表示されるようになっています。
そう、このおすすめに突如出てきたのが、「やっちゃんねる」なのです。
恐らくコロナニュース内の派遣などと結びついて、たまたま、おすすめに表示されたのでしょう。
同じように動画にたどり着いた人が他にもいたことでしょう。
コロナがなかったら、もしかすると見向きもされなかった動画かもしれません。
やっちゃんねるは、まさに千載一遇のチャンスを掴んだのです。

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