ヤクザと介護についてのレビュー

https://stand.fm/episodes/679cbe001e7512ecf17b5dcd

やっちゃんねるがスタエフで作ったシナリオを紹介していたので、聞いてみました。

まだ発展途上と自分で言うのがおもしろい。

内容は、介護士の主人公がヤクザの組長に訪問介護をやるというもの。

名前が三味で三味線をひくというダジャレのような感じです。

ヤクザの組長が音楽好きで、音楽ができる主人公が訪問介護に抜擢されるという流れ。

行った先のヤクザの組員もみんな楽器ができるので、おそらくそこで演奏会でもやるというのが物語のようです。

評価

まず、リアリティさは、ほぼありません。

ヤクザという存在を主張したいのか木刀を持っていると言っていますが、木刀持ってるヤクザなんで下の下。

ヤクザの組長ということであれば、周りに介護してくれる人は誰かしらいるはずなので、そもそも介護施設に頼むことがない。

ここら辺を深掘らないと、話がおもしろくありません。

登場人物がどういう人物なのかが全く入ってこない。

主人公はシングルマザーということは分かりましたが、だから何?ってかんじ。

お金には困っているという面は入ってくるものの、主人公自体の性格は全く分からず。

介護とヤクザはもうある

介護とヤクザの組み合わせというのは、すでに作品となっています。

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有名なところでいけば、草薙くんがやってた任侠ヘルパーがありますね。

主人公が元ヤクザの組員という立場ながら、社会問題などにテーマを当てた作品です。

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また、漫画でもこのような取り合わせは存在しており、カイジでおなじみの福本作品の派生で、裏の世界にいた主人公(僧我)が老人ホームに入ることになるが、そこでなぜかギャンブルを行うというもの。

AIに書いてもらう

この、介護とヤクザという取り合わせでAIにシナリオを書いてもらいました。

タイトル:「極道介護 〜侠の晩節〜」


設定:

介護士の**佐倉圭吾(さくら けいご)は、誠実で優しい性格の30代男性。特別養護老人ホームで働いていたが、ある日、訳あって指定暴力団「鷲巣組(わしずぐみ)」の元組長・鷲巣龍造(わしず りゅうぞう)**の介護をすることになる。

龍造はかつて恐れられた伝説の極道だったが、80歳を迎え、脳梗塞の後遺症で半身麻痺になり、認知症の初期症状も出始めている。彼を引き取る家族はおらず、部下たちも介護には不慣れなため、佐倉が派遣されることになった。

佐倉は極道の世界に関わることに不安を抱くが、龍造の孤独と誇りに触れるうちに、彼の「侠(おとこ)としての生き様」に尊敬の念を抱き始める。一方、龍造もまた佐倉の誠実さと情に惹かれ、彼に自身の過去や「極道としての信念」を語るようになる。


主要キャラクター

佐倉圭吾(30代・介護士)

  • 優しく、真面目で正義感が強い。
  • 幼い頃に祖父の介護を経験し、介護士を志した。
  • 極道に偏見があったが、龍造と接するうちに彼の生き様に影響を受けていく。

鷲巣龍造(80歳・元組長)

  • かつて「鬼の龍造」と呼ばれた伝説のヤクザ。
  • 硬派で義理堅いが、現在は要介護状態。
  • 介護を受けることに抵抗があったが、佐倉と交流するうちに心を開く。

鷲巣組の元若頭・大石俊明(50代)

  • 龍造を父のように慕う男。現在はカタギとして暮らしている。
  • 佐倉を最初は警戒するが、次第に信頼するようになる。

龍造の孫・鷲巣美咲(20代)

  • 龍造の存在を隠されて育ったが、祖父の話を聞いて会いに来る。
  • 佐倉の影響で、祖父の過去を知る決意をする。

ストーリー構成

第1章:極道の介護はじめました

佐倉は突然、龍造の介護を命じられる。初対面で「ヤクザに世話される筋合いはねぇ!」と拒否されるが、佐倉の粘り強い態度と誠実さにより、少しずつ受け入れられる。

第2章:侠(おとこ)の誇り

龍造の「極道の矜持」と佐倉の「介護士としての誇り」がぶつかる。介護されることに抵抗を持つ龍造に対し、佐倉は「介護も誇りを守ることだ」と説く。次第に二人の間に信頼が芽生える。

第3章:過去の清算

龍造の過去が明かされる。彼のせいで苦しんだ人々、絶縁した家族の話を聞き、佐倉は「人は変われるのか」と葛藤する。そんな中、龍造の孫・美咲が登場。彼女は祖父の存在を知り、会うべきか悩む。

第4章:最期の盃

龍造の病状が悪化し、余命が短いことが判明。彼は最後の願いとして「美咲に会いたい」と願う。佐倉の説得で美咲は祖父と再会し、わだかまりが少しずつ解けていく。

最終章:侠の晩節

龍造は「カタギとしての最期」を迎えようと決意し、佐倉に「これまでの罪を償う方法」を相談する。そして、自らの過去と向き合いながら、静かにこの世を去る。佐倉は彼の生き様を胸に刻み、「どんな人間でも、最期の瞬間まで人間らしく生きる権利がある」と改めて介護の意味を噛みしめるのだった。


テーマ

  • **「介護」と「侠の誇り」**の融合
  • 人は変われるのか?
  • 最期をどう生きるか?

この物語は、介護の現場を通じて、人の「誇り」と「救い」を描く感動のヒューマンドラマ。
あなたなら、最期の瞬間に誰に介護されたいですか?

音楽という設定もこみで書いてもらったのがこちら。

タイトル:「音無き盃(おとなきさかずき)」


設定:

主人公の**藤崎美咲(ふじさき みさき・32歳)**は、小学生の娘を育てるシングルマザーの介護士。ピアノが得意で、かつては音楽大学を目指していたが、妊娠・出産を機に夢を諦めた。現在は訪問介護士として働いているが、生活は苦しく、借金も抱えている。

ある日、美咲は破格の報酬を提示され、特別な依頼を受けることになる。それは、指定暴力団「白蓮会(はくれんかい)」の組長**橘 龍雅(たちばな りゅうが・68歳)**の訪問介護だった。

龍雅はかつて「鬼神の龍雅」と恐れられたが、脳梗塞の後遺症で半身麻痺となり、今は隠居している。介護されることを極端に嫌い、歴代の介護士をすぐに辞めさせてきた。しかし、音楽好きな彼は、美咲がピアノを弾けると知ると態度を軟化させ、奇妙な交流が始まる——。


主要キャラクター

藤崎 美咲(32歳・訪問介護士・シングルマザー)

  • 元々は音楽の道を志していたが、シングルマザーとなり夢を断念。
  • 金銭的に苦しい生活を送る中、高額報酬の訪問介護の仕事を引き受ける。
  • ピアノが得意で、音楽を通じて龍雅と交流するようになる。
  • ヤクザの世界に関わることに不安を感じながらも、次第に彼の孤独や人間味に触れ、彼を見捨てられなくなる。

橘 龍雅(68歳・元組長)

  • 伝説の極道で、現在は半身麻痺の後遺症で要介護状態。
  • 音楽、とくにクラシックやジャズを愛し、かつては趣味でピアノを弾いていた。
  • 介護されることを極端に嫌い、気に入らない者はすぐに追い出す。
  • しかし、美咲のピアノの演奏に心を動かされ、少しずつ心を開いていく。

藤崎 咲(ふじさき さき・7歳・美咲の娘)

  • 母親思いのしっかり者。お金に困る母を気遣うが、無邪気な性格。
  • 音楽好きで、美咲と一緒にピアノを弾くのが好き。
  • ある日、龍雅と出会い、彼を「おじいちゃんみたい」と懐く。

白蓮会 若頭・桐生 隼人(きりゅう はやと・40代)

  • 龍雅を尊敬し、彼の世話をしているが、介護の知識は皆無。
  • 最初は美咲を信用していなかったが、龍雅の態度が変わるのを見て、次第に彼女を認めるようになる。

ストーリー構成

第1章:破格の介護依頼

借金返済に追われる美咲は、高額報酬の介護依頼を受けるが、それがヤクザの組長の訪問介護だと知り、恐怖を感じる。龍雅は初対面から威圧的で、美咲をすぐに追い出そうとする。しかし、美咲がピアノを弾けると知ると、「一曲弾いてみろ」と命じる。

第2章:音楽が紡ぐ絆

美咲は龍雅のためにピアノを弾くことになり、彼の表情が一瞬和らぐ。その日を境に、龍雅は少しずつ美咲の介護を受け入れるようになる。しかし、彼は「音楽が好きなヤクザなんて、滑稽だろう」と自嘲する。美咲は「音楽に罪はない」と言い、龍雅の心をほぐしていく。

第3章:過去と向き合う時

美咲は龍雅がかつてピアノを弾いていたことを知る。彼は若い頃、音楽の道を夢見ていたが、兄の代わりに極道の世界に入ることになり、夢を諦めた過去があった。一方で、美咲もまた「音楽の夢を諦めた」ことに後悔を抱えていた。二人は互いの境遇に共感し、奇妙な師弟関係のような絆を築いていく。

第4章:極道の誇りと親の愛

ある日、龍雅の過去の因縁から、白蓮会が対立組織に狙われる事件が起こる。美咲と咲にも危険が及びかけるが、龍雅は「俺の女(※美咲)とその娘には指一本触れさせん」と言い放ち、部下たちに指示を出す。

また、龍雅は美咲に「お前には娘がいる。俺みたいに、夢を諦めたまま終わるな」と告げ、彼女に「ピアノをもう一度弾くこと」を勧める。

最終章:音無き盃(おとなきさかずき)

龍雅は病状が悪化し、余命がわずかであることが判明。美咲は彼のために最後の演奏を捧げる。龍雅は「俺の人生に、音楽が戻ってきた」と微笑み、静かに盃を傾けるように息を引き取る。

後日、美咲は龍雅の遺志を受け継ぎ、娘と共に小さなピアノ教室を開く。そして、龍雅が遺した言葉——「人は、何歳になっても人生を奏で直せる」——を胸に、新たな人生を歩み始めるのだった。


テーマ

  • 「音楽」と「侠(おとこ)の生き様」
  • 人生は何度でもやり直せる
  • 親としての愛、誇り、そして夢

この物語は、音楽を通じて人の心が通じ合うヒューマンドラマ。
最期に聴きたい音楽があるとしたら、それはどんな曲ですか?

AIってすごいですね。

これを瞬時に書いてくるので。

もちろん、過去にあった作品を色々組み合わせたりしてるんですが。

AIですらこれぐらいのシナリオは書いてくるので、これを超えるような発想がないと厳しいでしょうね。

いっそ、異世界転生して、異世界の大魔王を介護するとかの方がおもしろいんじゃない?

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